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はじめてのSST 第6回

こんにちは。CNSネットワーク協議会です。

11月15日(金)、「はじめてのソーシャル・スキル・トレーニング」の第6回目が開催されました!

この日は秋らしく、風もお天気も柔らかくて過ごしやすい一日でした。

 

この日は本題に入る前に、まずは緊張をほぐすために、「絵しりとり」というゲームをしました。

これは普通のしりとりなら言葉でしりとりするところを、絵でしりとりをするというゲームです。そしてそれだけではなく、説明のために言葉を使わず、ゲーム中は黙ってしりとりをするというルールもあります。

ゲームの参加者は言葉を使わず、「これで伝わるかな?」「分かってもらえるかな?」と頭をひねりながら絵をつないでいきました。

さて、これはどういうしりとりでしょうか?

 

さて、第6回は「頼みごとをする」というテーマで実施されました。

こんなこと、頼んで大丈夫なのかな…?

はたまた、

頼んでるのに何でやってくれないんだよ!

そんな風になっちゃうことってありませんか?

今回はそんな日常に潜む「困った!」に焦点を当てて、どうすればスムーズに頼みごとができるか皆で考えていきました。

 

今回はまず、参考事例としてあげられた、うまく頼み事ができていないケースについて観察していきました。

うまくできていない人へのアドバイスを通して、頼みごとをする際のポイントを明確化できたと思います。

 

そして、頼みごとをする際のポイントを洗い出せたところで、実際にありそうな場面をワークショップ形式で実践していきました。

参加者は用意されたシチュエーションであるところの「来週水曜休みたい、できるか今日中に上司に教えてもらいたい」「友達に本を貸してもらいたい」等のシチュエーションに対して、対処を考えていきました。

 

今回お伝えしたポイントの中に、

「感謝の気持ちを伝える」

というものがありました。

これは、頼みごとを引き受けてくれた相手に感謝の気持ちをきちんと伝えるということです。

言葉にすると特別なことではない感じもありますが、実生活を振り返った参加者からは「家族や友達に頼みごとをしても、そんなあらたまった形では言ってないかも…」という人もいました。

ちょっと照れくさくはありますが、でも自分が頼まれる立場になった時、相手から感謝してもらえると、頼られた感じで嬉しい時ってありますよね。

そうやって一見当たり前にも思えることも、きちんとやっていけると一つのスキルになりうると思います。

 

まずは自分ができることを1つずつ。

皆さんが、「無理なくやれそう!」と思える具体的なコミュニケーションのコツを、これからもお伝えしていきたいと思います。

 

次回のテーマは「感じのいい断り方」です。

イヤなことにNoを言ってるだけなのにいつもケンカになっちゃう…

はたまた、逆に、

頼まれるとNoとは言いにくくて困ってる…

そういうことってありませんか?

この回ではそんなときに役立ちそうな考え方やスキルを、ポイントを押さえてお伝えできればと思います。

 

次回もゲームやワークを取り入れて、リラックスした雰囲気で進められたらと思っています。ちょっとでも興味があれば、ぜひご参加ください。

お待ちしています。