第10回「あんだんてCafé」
こんにちは。CNSネットワーク協議会です。
今年の桜は早かったですね。
日差しがやわらかく、気温もちょうどよい具合で、ふらりと歩くにはいい季節になりました。
新しい年度が始まるこの時期、なんとなく落ち着かないような、そわそわするような感じもあるかもしれません。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもありますので、休み休み過ごしていきたいですね。
さて、3月22日(月)、第10回「あんだんてCafé」のご報告をいたします。
会場では引き続き、感染対策として、人と人との距離をあけること、マスクの着用、アルコール消毒などを実施しています。
テーマに入る前に、いつも簡単なゲームをしておりますが、今回は、「TEG」という心理検査を取り入れてみました。
「TEG」は“交流分析”という理論を元にした性格検査で、行動パターンや対人関係の特徴をみることができます。
ご家族がご自身の行動パターンを振り返り、お子さんとの関係の中でどう出ているかを確認いただいたり、苦手な部分にはどこから手をつけられそうか探していただいたりなど、そんなことができれば、と考えました。
各自で結果の集計まで行い、最後に、こちらから簡単な解説をお伝えしました。
心理検査そのものが初めてという方も多く、関心をもって聞いていただけたように思います。
さて、今回のテーマは「1年で変わったこと・変わらないこと」です。
今年度最後ということで、この1年を振り返る時間になるよう考えたテーマです。
まずは、ご家族やお子さんが「変わってよかったこと、変わって困ったこと」「変わらなくてよかったこと、困ったこと」について、振り返りました。
お子さんについては、ここ数年は変わらないというケースがあったり、状況や時期により波があるというケースもあったりするかと思います。
また、ご家族の場合では、あんだんてCaféに参加していること、もしくは、興味がある、参加を考えたということだけでも、変わったこととして挙げられるのではないでしょうか。
続いて、今後のことを考えていきましたが、お子さんに対して、「生活リズムを整えてほしい、仕事についてほしい」など「○○してほしい」「〇〇になってほしい」と考えるのではなく、ご自身がどうしたいか、どうなりたいか、子どもとどんな関係を作っていきたいか、という視点で考えてみることをポイントとしました。
相手に求めるのではなく、自分に焦点をあてて考えることは負担が大きく感じることもありますが、今後につながる方法だと考えています。
さて、昨年6月にスタートしました「あんだんてCafé」ですが、3月まで10回実施いたしました。1年間、ありがとうございました。
次回については、詳細が決まり次第、ホームページにてお知らせいたします。
その際には、まだどうぞご参加ください。
お待ちしております。