はじめてのSST 第1回
こんにちは。CNSネットワーク協議会です。
6月21日(金)、「はじめてのソーシャル・スキル・トレーニング」の第1回目が開催されました!
第1回のテーマは「出会いのスキル」でした。
誰もが緊張する“はじめまして”の場面。
「何を話したらいいの?」
「自己紹介ってどうやるの?」
「うまく言葉にできない…」
など、困ったことはありませんか?
初対面の相手に、何を聞き、何を話すか、本当に悩むところだと思います。
そして、このプログラムの第1回も、皆さんと“はじめまして”でした。
まずは緊張をほぐすために、ちょっとしたゲームをしたり、ボールをパスしながら自己紹介をしていきました。
参加いただいた皆さんも、笑顔を見せながら自分のことを話したり、誰かに質問されたりしていましたね。
初対面の人に、何を聞くか、何を話すかも大事ですが、
その他に大事なことに気づかれた方もいらっしゃったのではないでしょうか……?
そうです、コミュニケーションでは、“話の内容以外の情報も大事“ということです。
声の調子(大きさ、高低など)、表情、態度、言葉遣い、距離感など……。
ある心理実験では、“人の印象の9割以上は、言語以外の非言語的な要素で決まる”ということがわかったそうです。
人は、何を話したかより、目で見た情報・聞こえた情報を優先させることがあるのです。
「なんだかうまく話せなかったな…」と思っても、一生懸命話そうとする様子や、相槌をうちながら、興味を持って話を聴いてくれる姿勢を、悪く受け取る人はそういません。
初対面の人との話題に困ったら、
「まずは相手に身体を向けて、ときどき目を見よう」
「口角を少し上げてみよう」
「ゆっくり話してみよう」
と意識すると、取り掛かりやすいこともあります。
まずは自分ができることを1つずつ。
皆さんが、「無理なくやれそう!」と思える具体的なコミュニケーションのコツを、これからもお伝えしていきたいと思います。
次回のテーマは「自己表現のスキル~自分のことを伝えよう~」です。
自分のことを話すには、まずは“自分”を知ることがスタートです。
次回もゲームやワークを取り入れて、リラックスした雰囲気で進められたらと思っています。ちょっとでも興味があれば、ぜひご参加ください。
お待ちしています。