はじめてのSST 第5回
こんにちは。CNSネットワーク協議会です。
10月18日(金)、「はじめてのソーシャル・スキル・トレーニング」の第5回目が開催されました!
この日は秋らしく、風もお天気も柔らかくて過ごしやすい一日でした。
この日は本題に入る前に、まずは緊張をほぐすために、久々に「絵しりとり」というゲームをしました。
これは普通のしりとりなら言葉でしりとりするところを、絵でしりとりをするというゲームです。そしてそれだけではなく、説明のために言葉を使わず、ゲーム中は黙ってしりとりをするというルールもあります。
ゲームの参加者は言葉を使わず、「これで伝わるかな?」「分かってもらえるかな?」と頭をひねりながら絵をつないでいきました。
さて、これはどういうしりとりでしょうか?
さて、第5回は「疲れない人付き合い ~苦手な人との付き合い方を考える~」で実施されました。
苦手な人は避けたいけど、どうしても避けきれない事情がある…
そういう人付き合いをうまくこなせなくて疲れちゃう…
そういうことってありませんか?
今回はそんな日常に潜む「困った!」に焦点を当てて、どうすればそんなに消耗せずにやっていけるか皆で考えていきました。
今回はまず、日常の中で人を苦手に思う場面や、その理由について考えていきました。
苦手な理由を考えることは、自分がどういう人間なのかを分析することにも繋がっていくという話にもなりました。
そして、苦手な理由を見つめられたところで、苦手な人への対処スキルをワークショップ形式で実践していきました。
参加者は用意されたシチュエーションであるところの「仲はいいけどベタベタしてくる友達をどうにかしたい」「バイト先の人がプライベートにまでグイグイくるのが苦手だがどうすれば…」等の課題に対して、対処を考えていきました。
今回お伝えした苦手な人への対処の中に、
「相手のポジティブな面に目を向ける」
というものがありました。
これは相手を無理やりいい人扱いするということではなく、相手を客観的に眺めて評価できるところ、「この話題ならまだいける…」という部分を探してみるというアクションです。
自分の中の苦手意識を無理に無くそうというのは不自然なことだと思います。で
すので、それに添える形で、相手の中にまだ接することが可能な面を探していくというのも一つのスキルになりうると思います。
まずは自分ができることを1つずつ。
皆さんが、「無理なくやれそう!」と思える具体的なコミュニケーションのコツを、これからもお伝えしていきたいと思います。
次回のテーマは「頼みごとをする」です。
できたら自分の力でどうにかしたいんだけど、どうしてもできなくて困ってる…
でもこんなこと、どうやって頼めばいいんだろう?
この回ではそんなときに役立ちそうな考え方やスキルを、ポイントを押さえてお伝えできればと思います。
次回もゲームやワークを取り入れて、リラックスした雰囲気で進められたらと思っています。ちょっとでも興味があれば、ぜひご参加ください。
お待ちしています。